075-221-2856
京都府京都市中京区小川通押小路下る下古城町376
2011年12月12日
ローで、線描きして、その中に多色の色さしをして柄を表現するのはよくある技法です。また、それを総てローで伏せて、地色をつける(引染)ことも、よくあることです。
しかしながら、その線描きとロー伏せの間に、ほんの少し(1mm?)のすきまをあけて、伏せる表現方法を考案した職人さんがおられます。さし色と線のあいだに地色が入るため、さらに柄全体の表現に深みが出る技法です。
これを「ずぼら伏せ」という名前をつけておられました。