2022年06月03日
やっとホームページのリニューアルが終わりました。
今までお知らせ出来なかったことを紹介します。
福音館から出版されてる「たくさんのふしぎ」2020年1月号 -うれし たのし 江戸文様 - 熊谷博人著(絵・文) に弊社の京型紙が8枚掲載されました。
著者の熊谷博人さんは、ブックデザイナーでもあり「和更紗」や「型紙」の蒐集や調査、講演もされている方です。
2012年秋の三重県立美術館で開催されたKAGAMI Style 展 記念シンポジウムにパネリストとして寄せていただいた時に初めてお目にかかりました。この絵本からも伝わってくる様な温かいお人柄です。
「たくさんのふしぎ」の表紙です 熊谷さんの絵がちりばめられてます
「やっこ凧」です (P.7)
「ひな祭り」のデザインです (P.9 P.3)
このページには6枚あります (P.18 P.19)
6枚のうちのその1 「タコ」です タコ壺に入ろうとしているのもいます
その2 「おなら」のモチーフです 放屁合戦ともいいます
その3 「子ども遊び」です
その4とその5 「猿蟹合戦」同じテーマで二種類のデザインです P.3にも
その6 「狐の嫁入り」の図柄です
2012年09月30日
京型紙展に出展しました。
2011年12月12日
ローで、線描きして、その中に多色の色さしをして柄を表現するのはよくある技法です。
また、それを総てローで伏せて、地色をつける(引染)ことも、よくあることです。
しかしながら、その線描きとロー伏せの間に、ほんの少し(1mm?)のすきまをあけて、伏せる表現方法を考案した職人さんがおられます。
さし色と線のあいだに地色が入るため、さらに柄全体の表現に深みが出る技法です。
これを「ずぼら伏せ」という名前をつけておられました。
2011年08月27日
もうすぐ九月、重陽の節句ですので菊尽くしでアップしました。
詳細は次回に。
2011年05月13日
何の更新もしないまま、1年... あっという間に過ぎ去ってしまいました。
その間に大震災、心よりお見舞い申し上げます。
久しぶりに前回の続きを書いて参ります。
前回、いわゆるチャンチン(ジャワのローケツ技法)でローの縞を作るやり方を紹介しましたが、その職人さんが、やはりローを使って、今度はその縞の中に、シルエットを作っておられました。
それは、
ということで、シルエットが作れます。普通の紙やビニールのエンブタと違い、筆のタッチが使えるところが、利点ですが、生地のぬらし具合が簡単ではありません‥
‥職人技です。